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新型CX-5について ~ディーゼルエンジン~

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CX-5(KF)のディーゼルエンジンについてです、

型式はSH-VPTS 2.2L 直4DOHC ツインターボとなります、

 

やはり気になるのが、ディーゼル特有の音についてですが、

結論から言うとなんの違和感も感じず、

運転していて不快でないです、

 

車内での音ですが、

アイドリング時、わずかにガラガラ音は聞こえますが、

うるさくて嫌だなーとか、全くありません、(冷間時も含める)

むしろ、一昔前の車でよくある、エアコンつけた時に回るファンの音や、

ラジエーターファンの音はうるさいと感じたことがありますが、

それよりはるかに静かです、

エンジンルーム内を見ればメーカーがお金かけて頑張っているのが分かります、

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”エンジンカバー”

ふーんって感じですが、

エンジンカバー裏が下記です、

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”エンジンカバー裏”

 

おぉ!これは見た事ない!

外車などの高級車はこれは普通なのか!!?

材質はポリウレタン、高熱対応かと思います、

エンジントップの形状に合わせて成形しており、

なるべく吸音したい考えですね、

 

また、

下記にも

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インジェクター部PUR”

インジェクターから大きく発生するノイズを抑えるために、

これまた設置しているかと思います、

ここまでするなんて、

お金かかっていますね、

 

下記はリブがあるただのプラスチック板

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”遮音壁”

 

しかしながら、エアコン外気導入口から入るエンジン音をこの壁で遮音している、

のではないかと思っています、

 

上記写真の奥まった部分にタービンが見えますね、

多分ロープレッシャーのタービンかと、

ちなみにメーカーはhoneywell製でした、

 

 しかしながら、コモンレールのあるエンジンは新鮮ですね、

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”エンジン”

 

全気筒分、等長にするべくうねっていますね

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”コモンレール”

 

車外へ伝わるディーゼル音は結構大きいです、

試乗車の段階から気づいていましたが、(ディーラは高速の高架下)

これぐらい音出てくれた方が歩行者に気づいてもらえるんで全然いいですが、

 

昨今の車は本当に静かですね、

それらと比べると車外へのエンジン音は大きいです、

 

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走行したみた感じですが、

他のブログでも同じことの記載があるかと思いますが、

発進時にかったるく感じます、

試乗の際、ガソリン車(2.5L)を乗った後、

ディーゼルに乗りましたが、それだけ比較すると

かったるく感じますね、

ディーラは『ターボラグです』とおっしゃっていましたが、

感覚的にはスロット絞っている感じですね、

2.2Lもありながら発進時のダルさはターボラグ、

これはないかと。

まっ真相は分かりませんが、

 

ただこのダルさ、乗ってれば慣れてきて、

街中での運転のしんどさも感じにくくなってきました、

 

最近の車は発進時のアクセルのつきが敏感すぎて

右足に気を使って運転してしまいがち、かと。

CX-5を試乗する前にフォレスターの試乗もしてきましたが、

やはりアクセルのつきがよすぎて、

それが一番ネックだったのでフォレスターは少し残念でした、

スバルは素性のいい車を作っているのに、少しが残念でしたね、

 

会社の社用車でトヨタの普通車にたまに乗りますが、

発進時のアクセルのつきが良すぎて、疲れますね、

しかも、ゼロ発進した瞬間は2000回転まであがり

10km/hを過ぎたら1000回転まで下がり、

そのままずっと回転数キープ、

極低速のみ転がしてその後はエンストしそうな排気音のまま

速度がダラダラ上がっていく感覚は、ドラビリ無視もいいとこですね、

しかも、

その極低回転から少し加速をしたいがために少しアクセルを踏むと

いきなり2500回転ぐらいまであがり、唸りだして、

アクセルを抜くとまた1000回転まで下がります、

この車にはニトロスイッチみたいなのがアクセルの裏についていて、

スイッチONしたら加速する、という魂胆だそうです、笑

 

というように、

昨今のCVT車は燃費対策のために、発進時はスッと回転数を上げ、

転がしておきながら、すぐに回転数を下げる

しかも回転数下がっている時の音がエンストしそうな

心地悪い排気音、回転数あがるとうるさい。

ほんとにドラビリ無視で、乗っていて不快ですね、

 

そんな車から比べれば、CX-5ははるかに良い車かと、

また、ディーゼルのアクセルのつきはそこそこは

リニアですのでいいですね、

 

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燃費についてですが、

まだ2000km程度しか走行していない状態で、

高速は17.0km~19.0km(80km/h~100km/h)

街中のみで13.0km~15.0km

まぁ、2.2Lなのでこんなものかと、

ただし軽油ですので距離単位あたりのコストとしては安くなりますね、

単純に考えてですが、ガソリン車購入価格差を潰すためには、

距離乗らないとかなり損を出します、

詳細の計算については、もっと距離数をn増ししてから、

今後実施してみますが、

年間1万km程度しか乗らない人が価格差を償却するためには時間も

かかりますし、赤が出るでしょうね、

それでも、ディーゼルの性能を体感してみる、という点では、

他社のガソリン車価格差よりマシ?ですかね、

 

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最後に。。。

インタークーラー取り付け位置はバンパーロアグリル開口内となりますが、

案の定ライセンスプレートの裏となります、

 

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インタークーラー

床下は当たり前のようにカバーで塞いでいますし、

空冷能力が低そうですね、ディーゼルはどんどん空気を入れたいので

圧縮出来ず少し残念な感じですね、

まぁ、メーカー設計なので信じますが。

 

次回は車両の使い勝手について記載したいかと思います、