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【映画】TENET テネット IMAXシアター(ネタバレ無し)

遂に公開!!

巨匠 クリストファーノーラン監督による、
またまた”時間”をテーマにした映画

TENET!

公開初日に109シネマエキスポの
IMAXシアターにて鑑賞してきました。

まず、
先行で見た方の情報によると、
”もう全く理解できない!”
”一度見た後、パンフを熟読、もう一度見る!”

やはり、ノーランの映画は一回じゃ理解できない、
難解!に尽くとのことでした。笑

過去、時間に関る映画、
インセプションインターステラーメメントを見てきましたが、
当たり前ですが1回じゃ理解できません、
なので、ブルーレイで何度も見直す、
それがノーランの鑑賞の仕方ですし、
楽しみ、醍醐味かと、笑

間違っても、
ダイハードとかMIシリーズとか、
ジェリーブラッカイマー製作の痛快アクションかと思ってみると、
エライ目合います 笑
(ジェリーブラッカイマーシリーズ、大好きですが 笑)


TENETの中身についてはネタバレしない程度に
ざっぱに書くと、


劇場にて出撃する特殊部隊に混ざり主人公はスパイとして潜入、
プルトニウムの回収を済ませるも...
主人公は組織に入り、"時間の逆行"について知らされる...
その後"時間の逆行"に武器商人が関係しており接触するものの、
逆行する敵に阻まれる...
自らも"時間の逆行"を利用し戦闘を繰り広げるが...
敵の目論見を阻止するべく決戦の地で、
"時間の順行"と"時間の逆行"を同時利用し戦闘を繰り広げるが、
インセプション同様、衝撃的なラストシーンが...

この映画のすごいところは複数あります、
1. 時間軸を利用した壮大なストーリー
2. アクションシーンにおいて、その演技と実物に拘った撮影
3. IMAXフィルムを使用したIMAXスクリーンでの鑑賞
4. 人間味が合間見えるストーリー

まず時間軸については鑑賞中に考えても飲み込めないぐらい、
意味が分からないかと。笑
それは今後複数回見て理解を深めるということで。

アクションシーンにおいては、
逆行する演技やCGを控えたアクションシーンを存分に
楽しんでください、

そこに相乗するのがIMAXフィルム、
IMAXでの撮影はフィルム自体の大きさが通常と比にならないので、
解像度の違いがよく出ると感じています、
ダークナイトでは通常シネコンサイズとIMAXサイズが同シーンでもよく切り替わっており、
 ある意味比較しやすかったので解像感の違いや色味の違いまで認識しやすかったです)
しかしながら、そもそもスクリーンが小さいとそこまで差も感じられないので通常シネコンでは
割とどうでもいいかもしれませんが。
また、余談となりますが、
IMAXフィルムサイズとシネコンサイズでは縦横比がそもそも違うため、
通常シネコンでは上下カットされて放映されており、
国内2か所しかないですが、カット無しフルスクリーンでみれる
映画館での鑑賞をオススメします、

閑話休題
通常のシネコンと比にならない傾斜した雛壇の座席 笑

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"IMAXシアター 109シネマエキスポ"

IMAXシアターにおいての最善席は間違いなく最上段となります。笑
前の席になればなるほどスクリーンが大きすぎるため字幕まで読むための
移動距離が大きく、目が疲れてきます、笑
たった一段違うだけでも、てきめんに差が出ます、マジで。
また、チケット予約の際に、日付変更した瞬間にアクセスしましたが、
混雑によりアクセス不可。笑
6分間のクリック格闘の末、無事に最上段中央寄りを予約できました。笑
IMAXシアターファンは狙うは最上段。予約も上段から次々と埋まっていきました、

分かりづらいですが、スクリーンと座席の大きさを比較するとなんとなくサイズ感が

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"IMAXスクリーン"

物語、演技、演出、映像、
全てが素晴らしいため、ノーラン監督は本当に素晴らしいですね、
(無論、エマトーマス,ホイテヴァン,等スタッフも本当に素晴らしいです)

ただ、今まで最近のノーラン作品といえば、音楽はハンスジマーでしたが、
今回から別の方が起用されており、ハンスジマー独特の音と違っていました、
しかしながら、相変わらずシーンと音楽のマッチ、かっこよさは貫いていましたが、笑


あと、映画解説の手引き、
マストアイテムとなる映画パンフレットと
別冊メイキングオブTENETを購入しました
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パンフの中身は、
大学教授による解説と整理、

メイキング本については、
俳優陣それぞれの想い、
撮影ロケ地、小道具、衣装、セット、撮影シーン、等々の解説、
内容は盛りだくさんで充実しています、(夜な夜な淡々と読んでいます)
また、オールカラー写真ですが、非常にきれいな写真を刷って頂いており、
そこにも感激しました。(パンフと紙質違いますがパンフよりきれいです)
ちなみに、6,000円越え 笑
本にしては高いですが、価値を考えるとそうでもない気がしますね、
読めば脳内減価償却進みますし 笑

この映画、個人的には映画館で鑑賞するだけで
ストーリー理解できないためそこは一旦捨てて、
演出、演技、映像を楽しむという意味でIMAXシアターでの鑑賞をオススメします、
(といっても国内2か所限定ですが)
ストーリー理解については、後日発売されるであろうブルーレイで十分ですね、
(もちろんメイキング映像は絶対必須ですが 笑)

以上、
長文でまとまりなかったですが、ご興味あるかたは映画館へ。
絶対、一回で理解できませんので。笑